バレエとトレーニングと物理をつなげる公式♪


今日も、私の大好きな、
バイオメカニクスの授業ネタです


正直、今まで様々な授業を取ってきて、
こんなにはまっている授業は、
初めてかもしれません(笑)


物理の基本の公式の1つに、
PE=1/2kx2
というものがあります

ポテンシャルエネルギー>といって、
物の位置によって、
エネルギーが決まる
というものです


この公式は、基本的には、
バネの性質を表す場合に使います


もう少し、イメージが湧きやすいように、
例を挙げてみましょう


昔、夜店などで見かけた、
スマートボールを
思い出して下さい


mat_175.jpg


どれだけバーを引くか、
そして、そのマシンに付属している
バネの硬さによって、
玉の動きが変わってきますよね



この公式では、
バーを引く距離がx、
バネの硬さや性質がkで
表されていて、
バーをはなした瞬間に、
どれだけのエネルギー(強さ)が、
ボールに加えられるかを、
求める公式なのです



実際、人間の体は、
これほど単純ではないのですが、
kの部分は、腱や靭帯をはじめとする、
体のコンディション、
xは、どれだけ深く、
プリエをしたかを表していると
置き換えることができます


ジャンプをする瞬間の力
(ポテンシャルエネルギー)を
最大にするためには、
kもxも大きくしなければ
ならない
ということが、
公式からわかりますよね



では、実際どうすれば、
いいのでしょうか?



答えは、
トレーニングや、
コンディショニングで、
自分の体を、最大限に、
つまり、質のよい、
効率的なバネにすることで、
kは大きくなり、
さらに、プリエを深くとることで、
xを大きくする
ことができます


kの部分は、
ストレングス&コンディショニングや、
パーソナルトレーニングの
コーチに見てもらうことで、
筋肉量や柔軟性などを調節して、
理想的な状態に持っていくことができます



xの部分は、
バレエの先生の出番です
まずは、正しいフォームで
プリエが出来ないと、
深くプリエを取ることもできません。
さらに、ダンサーたちは、
疲れてくると、
だんだんプリエが浅くなってきて、
最大限のプリエができなくなってしまいます。
ですので、できるだけ、
長時間、正しいフォームで
プリエを深くとって踊り続けられるよう、
日頃から、指導する必要があります


Demi-plié - PasionFlamenca.png


人間というのは、バネと違って、
どれだけの筋肉をリクルートしたり、
(一度にどれだけの筋肉を使うことができるか)、
どれだけの力を出力できるかというのは、
日々の疲労度によっても、
微妙に違うので、
こんなにシンプルではないのですが、
大まかな理論は同じです



理論がわかれば、どのように、
トレーニングや練習するべきかの
道しるべになりますよね



このようにして考えると、
皆さんも、
物理を面白いと思いませんか?



私は、決して、
高レベルな物理を取ったわけでも、
物理を専攻しているわけでもないですが、
バレエの超人的な動きが、
魔法ではないということを証明することができる、
素晴らしいツールだと思います


確かに、どんなスポーツでもダンスでも、
プロの世界は厳しいものです
体系や体の性質のアドバンテージを持って
生まれてきた、一部の選りすぐりの人達が、
自分のポテンシャルの
最大限を目指して、切磋琢磨し、
超人的なレベルで、
競い合う世界です



しかし、ここで私が言いたいのは、
誰だって、正しい方法で、
トレーニングをすれば、
自分のポテンシャルを伸ばし、
上達することができる
ということです
公式通りに動けば、必ず結果はでます



紙の上の物理の公式が、
バレエとつながり、
さらには、
自分のモチベーションまでも
アップした、
何とも素晴らしい授業でした



さぁ、私は今日も、
いつか、皆さんの夢や目標を
全力でサポートできる仕事ができるように、
勉強とPTクリニックでの修行頑張ります



ダンス・バレエランキング
にほんブログ村 演劇・ダンスブログ バレエへ
にほんブログ村



この記事へのコメント