白いバレエは危険だった!?


こんばんはー
アメリカは今、
月曜日の午前中です

今日から新学期が始まり、
大学は大賑わいです

今2つの授業を終えたのですが、
どちらも、クラスの説明をしたぐらいで
何も習わなかったので、
今日も引き続き、
ウィーンの話をしますね


私は、今回の旅行中に、
ウィーン国立歌劇場の
見学ツアーに参加しました

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ウィーン国立歌劇場は、
1945年の終戦数日前に、
爆弾が直撃し、
建物の大部分が焼けてしまったため、
建設当時の状態が残っている部分は、
中央階段、王族のティールーム、
中央部に位置するホールを含む、
ごく一部だそうです💧

残念ながら、客席や舞台などは、
改築されたもののようです

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10年前に、訪れたときは、
私の大好きなダンサー、
中村祥子さんがプリンシパルを、
務めておられました
白鳥の湖を観たのですが、
世界最高峰のウィーン・フィルの
演奏と、彼女の踊りに圧倒され、
鳥肌がたち、涙が止まらないほど、
感動したことを鮮明に覚えています

今回は、夏休みのオフシーズンに訪れたので、
舞台上も、見学させてもらえました
この舞台は、奥行きが25mもあり、
その後ろの見えない部分も、
25mあるので、次の幕の舞台セットなどを、
収納しているそうです

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年間300以上もオペラやバレエの公演を、
この舞台で行っていますが、なんと、
2日続けて同じ演目は行わないそうなのです

ということは、
毎日、舞台装置の搬入・搬出を
行わなければならないということです。
その上、午前中は、違う日の演目の
リハーサルもあります

ものすごい労力、時間、費用が
費やされていることが、
お分かりいただけますでしょうか!?
効率性重視のアメリカでは、
考えられないことですね

また、この王室専用のお茶休憩ルーム、
1公演500ユーロで、借りれるみたいですよ

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そして、とても美しい、
当時の装飾が残っているホール

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このシャンデリアは、
当時の最新の技術が組み込まれており、
シャンデリアの枠組みが、
パイプ状になっていて、
ロウソクではなく、
ガス灯を用いて、
点灯していたそうです


このガス灯を見ながら、
当時の状況を想像していると、
ダンス史で習った、
ある出来事を
思い出しました


バレエが急激な発展を遂げたのは、
1800前半に、ポアントを履き始めたことと、
ランプからガス灯に変わったことが、
大きな要因であると教わりました


ポアントの技術が、流行しはじめる
少し前から、ワイヤーでつるす
舞台効果が導入されていたのですが、
当時のバレエはかなり危険を伴うものでした。
ワイヤーに吊るされたダンサーが、
なかなか降りられなくなったりしたことも、
頻繁に起こったそうなので、
その役をする人には、
ボーナスがでたとか
照明が、ガス灯に代わってからは、
衣装に炎がうつって、
死んでしまったバレリーナもいるのだとか

しかし、ガス灯は、
白の衣装を着ると、舞台全体を、
青白く光らせるので、
とても美しい舞台効果を与えました
そのような時代に、ラ・シルフィードや、
ジゼルが生まれたのですね

その時代からのバレエが、
今もずっと上演され続けていると思うと、
バレエの長い歴史を感じますね


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