バレエ教師として一番大事なことは? 


今日のエイゼンシュタットは、とても暑いです!
明日は、39度にもなるそうです
しかも、エアコンがない

でも、ハイドンについての
講義をして下さった教授が、
「ハイドンは、この地で、この空気をすって、
この暑さを感じながら、多くの曲を作曲しました。
皆さんも、それを体験し、楽しんで下さいね。」
と、おしゃっていました

なるほど👀
何事も、物は考えようですね


私は、普段は、歴史や政治を、
積極的に勉強するほうではないのですが、
毎日、美術館や歴史的名所を訪ねていると、
このエリアに関する歴史を学べるので、
とても面白いです

この地域は、オーストリアとハンガリーの国境に
位置しているので、特に興味深いです!
長い間、ハンガリーでしたが、
オスマン帝国(トルコ)が攻めて来たり、
ナポレオン戦争の時に、
フランス軍に占領されていたり、
第二次世界大戦中は、
ロシア軍に占領されていたり。。。。
宮殿の主のエステルハージ家は、
ユダヤ人に町への居住を許していたので、
ユダヤ人のコミュニティーもあります

これだけ聞いても、海に囲まれて、
独自の文化を築いた日本や、
自由と独立を求めて、
州が合併して出来上がった、
アメリカとは、全く歴史が違いますね


美術館や教会などを巡り、
この地の歴史や文化に触れたあと、
宮殿でのオーケストラリハーサルを聞きながら、
客席に座り、
「貴族たちは、この美しいホールで、
ハイドンが作曲した曲で、
メヌエットを踊っていたのかなー・・・」
なんて想像し始めたら、
また、私の心が「踊り」始めました

IMG_1872[335].JPG


そんな時に、ふと、
カナダのスクールオブアルバータバレエに
いた時の偉大な恩師、
ナンシー・キルゴール先生
おっしゃっていた言葉を、
思い出しました

ナンシー先生の教え子には、
ダーシーバッセル、
アレッサンドラ・フェリ、
ヴィヴィアナ・デュランテなどの
有名なバレリーナがいます


カナダを去ることが決まった時に、
私は、ナンシー先生に、
「あなたが教師として、
生徒に教える上で、
最も大切だと思うことは何ですか?」

と質問しました。

すると、彼女から、
20代前半の私には
思いもつかない、
素晴らしい答えが
返ってきました


「カナダや日本というのは、
ロシアなどを含む、
ヨーロッパ諸国に比べると、
バレエのルーツとなった音楽を
聴く機会が圧倒的に少ない。
そのため、生徒達に、
様々なリズム、拍子、音楽を
感じさせる機会をできるだけ多く与えることが、
教師の最大の使命である。」



思い起こせば、彼女は、
今まで出会ってきた
数々の先生方の中で、
唯一、5/4拍子をレッスンで
使った先生でした

そのほかにも、
マズルカを使った
アンシェヌマンの最後に、
2/4拍子のリズムで、
ピケ・トゥールネ・アン・ドゥダンを
入れてみたりと、
確かに、先生は、
ちょこちょこ
変化球投げてきていたなーっと


あぁ、バレエは奥が深いですね


バレエを教えるなら、いつかは、
ちゃんとした教授法も学びたい。。。
でも、まずは、
理学療法士になる勉強をしっかりとしなければ


と、毎日バレエとサイエンスの間で揺れているTokonatsuです


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