ダンサーの体づくり①


man-461195_640.jpg

皆様、こんにちは
以前に、複数の記事にわたってご紹介した、
トレーニングの基本の内容を覚えていますか?


覚えていない方は、コチラから

●バレエの特性とトレーニングの基本♪
http://healthydancers.info/article/451897898.html
●トレーニングの4原則「PROS」
http://healthydancers.info/article/451936187.html
●負荷量の4原則「FITT」♪
http://healthydancers.info/article/451953359.html
●トレーニングの計画
http://healthydancers.info/article/452016113.html



これらは、大学の授業で習った、
一般的なアスリートについての内容でした

今回からは、さらに、ダンサーに、焦点を絞って、
お話を進めていきましょう

International Association for Dance Medicine and Science
のサイト( http://www.iadms.org/ )に、
ダンサーの健康に役立つ様々な研究や論文が紹介されているのですが、
今日は、その中から、"Dance Fitness"という記事を参考に、
ダンサーの体づくりについて、一緒に考えていきましょう


この論文では、最近のダンサーは、バレエだけでなく、
コンテンポラリーなどの様々な種類のダンスを
踊りこなせないといけないという、需要が増えてきたこともあり、
以前と比べて、より高い身体能力や
身体の強さを求められる傾向にあると述べられていました

そのため、伝統的なメソッドだけでは、
その多様な動きに対応できる体づくりのためのトレーニングは、
不十分であるということが、明らかになってきたとも書かれていました

伝統的なメソッドは、身体能力だけでなく、
芸術性や表現力を培うことを重要視した、
素晴らしいものではありますが、
それに、見合うだけの身体能力がついてこなければ、
ダンサーとしての成長に制限がかかってしまう可能性があります


そういった意味でも、より強くてしなやかな体づくりが、
大切であると言えますね



では、実際、理想的なダンサーの体づくりのためには、
どのようなことが重要なのでしょうか?
この論文に紹介されている、
"the components of fitness"は、
以下の通りです


1) Aerobic Fitness(有酸素運動)


継続的に、長時間、中強度の運動を続けること


2) Anaerobic Fitness(無酸素運動)


瞬時、または短時間で、最大限の力をだすこと


3) Muscle Endurance(筋持久力)


筋肉が、継続的に、一定の力を出し続ける能力


4) Strength(筋力)


1度に最大限の力を出す能力


5) Power(パワー)


爆発的(瞬時)に、1度に最大限の力を出す能力


6) Flexibility(柔軟性)


関節の可動域と、それに伴った筋肉の柔軟性


7) Neuromuscular Coordination
(神経と筋肉のコーディネーション)


脳から出た指令が、うまく筋肉に伝わって、
思い通りの動きができる能力


8) Body Composition(体組成率)


体重に対して、筋肉と脂肪の比率
(一般的には、筋肉・骨・脂肪・水分などの比率とも言われます)


9) Rest (休憩時間)


休養、すなわち、体の回復や修復時間


お気づきの方も、いらっしゃると思いますが、
多くのものが、過去にご紹介した、トレーニングのものと、
重複していますね


ダンスの種類によって、このうちのどれかが、
他のどれかより重要であったりすることもありますが、
一般的には、このすべてを考慮した、トレーニングをすべきであると、
述べられていました


次回は、過去のトレーニングの記事では、まだお話していない、
柔軟性、神経と筋肉のコーディネーション、そして、
体組成率について、書きたいと思います

参考文献:
"Dance Fitness"
by the International Association for Dance Medicine and Science
https://c.ymcdn.com/sites/www.iadms.org/resource/resmgr/resource_papers/dance_fitness.pdf



ダンス・バレエランキング
にほんブログ村 演劇・ダンスブログ バレエへ
にほんブログ村










この記事へのコメント